3DスキャンデータからCADサーフェス作成


物づくりの3Dスキャンプロセス
①対象物の全体を3Dスキャニング、3D点群(ポイント)データ採取、共通ポイントシールでデータ全体を合成。
②点群ポリゴン編集でノイズを削除、点群の適正化、点群からポリゴンメッシュ生成。
③稜線、メッシュ上の特徴線等を抽出、3次元CADリバースモデリング、サーフェス作成、密封ソリッド作成。

◆ワイヤーフレームの頂点と稜線の情報と、立体を面の集まりのCADモデルです。
◆面の情報を持っていてシェーディングイメージの生成や陰線消去表示を行うことができます。
◆表面部分を立体面の集まりを表現している物体を表面のみ表現データです。中は空洞です。

リバースエンジニアリングのサーフェス
① ポリゴン面の上に、四辺形で構成された面を作成
② 四辺形で構成が不可能の場所はトリムを使用して作成
③ 滑らかな曲面を生成することができます。

ワイヤーフーム サーフェス面作成 面編集 フレット作成 CAD出力

サーフェスは、NURBS等の数学的な形状で厳密に定義されているためデザイン性に優れます。
工業デザイン等で、自由曲面で繊細で厳密に表面形状をデザインする必要がある業務で使用。
サーフェス面を作り、つなぎ合わせながら作っていく流れにな ります。面の形状の変更は出来
上がったNURBS 面の制御点を動かしながら、調整して仕上げます。

リバースサーフェスモデルの事例
①パンチ子部品 ②美術品・工芸 ③恐竜模型 ④湯たんぽ ⑤流線形製品