株価に波乱のあった2024年8月、AIとPCについて
2024年8月5日、日経平均株価が史上最大の急落をしました。
米国の景気悪化の懸念・不安から日本株市場からも資金が逃げる局面となったといわれています。
翌日の2024年8月6日になると日経平均株価は今度は急激な値上がりを見せています。
投資の資金の動きが激しく、今後の動きは予測が難しくなっています。
2022年末の、ChatGPTという生成AIの登場から、
AI関連技術・開発への期待で株価も上昇を続けていました。
2024年8月上旬執筆現在のところ米国の景気などへの懸念・不安から投資資金が大きく動くこととなっているようです。
投資の専門家の中にはこの株価の下落で割安に買える銘柄もあるとコメントしている方もいるようです。
今後AI関連の技術や製品で利益を上げて実績を着実につけていけるかが重要な鍵の1つとなっていきそうです。
日本のPCメーカー
FMV富士通、NEC、ダイナブック、VAIO、パナソニックなどの日本のPCブランドは、
12または13世代のインテルのCoreiチップやAMDのRyzenなどのチップを搭載した機種の販売はしています。
しかし、米マイクロソフトがCopilot+PCではじめに採用した、
米クアルコム製のSnapdragon X eliteやX plusのチップを搭載した新機種をまだ発売していません。
一応、ダイナックやパナソニックはインテルのCore Ultraシリーズを搭載した新機種を発売しています。
本来なら生成AIやエッジAIの新仕様のトレンドに合わせて新機種をもっと積極的に販売してもよい気がします。
搭載チップが大きく変わることで、顧客が使っているアプリケーションやソフトウェアが動かないなどのリスクなども考えて、
慎重に新仕様チップ搭載新機種の採用やリリース(発売)のタイミングを探っている段階なのかもしれません。
2024年内にはマイクロソフトが定めたCopilot+PCのシステム要件を満たすチップがAMD、インテルからも発売されるといわれています。
その頃には日本のPCメーカーからも最新のチップを採用して新機種を発売するのではないかと期待されます。