火力発電所のブレード|現物のスキャンからCAD作成

<例>発電装置の部品3dスキャン

火力発電所装置は、石炭・LNG・石油などの燃料を使って熱エネルギーを作り、その熱で蒸気や燃焼ガスを発生させ、タービンと発電機を回して電気をつくる設備です。


主な装置は、ボイラー、蒸気タービン、ガスタービン、発電機、復水器、給水ポンプ、冷却設備、燃料供給設備、排ガス処理設備などで構成されます。蒸気火力では、ボイラーで高温・高圧の蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回転させます。タービンを通過した蒸気は復水器で水に戻され、再びボイラーへ送られます。


LNG火力で多く使われるコンバインドサイクル発電では、まずガスタービンで発電し、その排熱を排熱回収ボイラーで利用して蒸気をつくり、さらに蒸気タービンでも発電します。排熱を有効利用できるため、高効率化が可能です。


また、火力発電所では、タービンブレード、インペラ、ポンプ、バルブ、配管、ケーシングなど多くの精密機械部品が使われています。これらは長期間の高温・高圧環境で使用されるため、摩耗、腐食、変形、亀裂などの点検が重要です。3Dスキャンや工業用CT、CAD比較による形状検査は、保守部品の再製作や摩耗量の確認、設備の延命にも活用できます。



 

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