三次元CADの基準面とは

形状を作ったり寸法を決めたりするための基準になる平面です。
部品や製品の位置・向き・対称性を決める「土台」のような役目です。
主な役割
- 形状作成の起点
スケッチを描く面として使います。 - 寸法・位置の基準
穴、溝、ボスなどの位置を基準面から決めます。 - 左右対称・上下対称の基準
ミラーや対称形状を作る中心面になります。 - 組立や測定の基準
他部品との位置関係や寸法確認の基準になります。
代表的な基準面
- 正面基準面:前後方向の基準
- 上面基準面:上下方向の基準
- 右側面基準面:左右方向の基準
多くの3D CADでは、最初からこの3つの基準面が用意されています。
基準面が重要な理由
- モデルの向きが分かりやすくなる
- 寸法変更や設計変更がしやすくなる
- ミラーやパターン機能を使いやすい
- 後工程の解析、図面化、加工で扱いやすい
実務での考え方
たとえば機械部品では、
- 取付面を基準面にする
- 回転軸の中心を通る面を基準面にする
- 左右対称部品なら中央面を基準面にする
このように、機能上重要な面を基準にすると、設計意図が伝わりやすくなります。
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