データサービスの参考料金

工業用スキャンのサービス料金

「工業用スキャンサービス料金」の目安は、何をスキャンするかどの方式を使うか点群だけかCAD化まで行うかで大きく変わります。
対象物の形状・サイズ・必要精度・納品データ形式により料金が変動します。外形の3Dスキャンから、内部構造を確認できるCTスキャン、さらにCAD化・寸法検査・欠陥解析まで対応可能です。図面のない部品や金型の再製作、品質検査、製品解析に活用できます。


工業用スキャンサービス料金の目安

サービス内容 料金目安
3Dスキャンのみ 3万円〜15万円程度
3Dスキャン+点群・メッシュデータ作成 5万円〜30万円程度
3Dスキャン+リバースCADモデリング 10万円〜50万円以上
金型・複雑部品のCAD化 30万円〜100万円以上
工業用CTスキャン 6万円〜数十万円以上
大型品・高精度CTスキャン 50万円〜100万円以上

実例として、リバースエンジニアリングでは「スキャニング 1時間あたり1万円〜」「モデリング 1時間あたり1万円〜」という料金例があります。形状が複雑になるほど、測定・CAD化の工数が増えます。


料金が高くなる主な要因

料金は、対象物のサイズ、形状の複雑さ、必要精度、材質、撮影範囲、納品データ形式によって変動します。特に、金型・鋳造品・樹脂成形品・タービンブレード・内部欠陥検査などは、単なる外形スキャンよりも解析やモデリング工数が増えるため高額になりやすいです。


見積り時に確認する項目

見積りでは、以下を伝えると料金が出やすくなります。

確認項目 内 容
対象物 部品名、材質、サイズ、重量
目的 寸法測定、欠陥検査、CAD化、金型再製作など
必要データ 点群、STL、STEP、IGES、Parasolidなど
精度 ±0.1mm、±0.05mm、など
解析範囲 外形のみ、内部構造、肉厚、鋳巣、組立状態など
納品形態 画像、レポート、3Dデータ、CADデータ

工業用CTスキャンサービス料金の目安

工業用CTスキャンのサービス料金は、簡易撮影なら10万円前後〜、大型・高エネルギーCTや詳細解析込みでは50万〜200万円以上になることがあります。

内 容 料金目安
初回テスト撮影 無料〜数万円
小型部品のCT撮影・データ渡し 約10万〜30万円
欠陥確認・断面画像取得 約15万〜50万円
寸法測定・肉厚解析・ボイド解析 約30万〜80万円
大型部品・高密度金属・高エネルギーCT 約55万〜175万円以上
CAD化・ポリゴン化・リバースエンジニアリング 別途見積り

工業用CTスキャンは、基本料+撮影回数・解析費で構成される場合が多く、150kV機で基本料65,000円、CT 20,000円/ショット、解析12,000円/ショットといった料金例があります。 また、大型・高エネルギーCTでは、撮影範囲やピッチにより55万円、60万円、135万円、175万円といった概算例もあります。

実例として、キャステムの産業用CTサービスでは、無料テスト撮影中で、データ渡しは99,000円(税込)と公開されています。対象は樹脂内部ボイド、クラック、電子部品、溶接部、異物混入などです。

一方、日立ハイテクの高エネルギーX線CT受託サービスでは、料金は検体サイズ・撮像幅・スライスピッチで大きく変わり、公開例としてターボチャージャー全体 55万円、オルタネータ全体 135万円、シリンダーヘッド部分撮像 175万円などが示されています。なお、輸送費・治具・立会い・画像解析費用・消費税は別扱いです。

公設試験場を利用する場合はかなり安いケースもあり、徳島県立工業技術センターでは「高分解能X線斜めCT非破壊検査装置」が6,210円/時間で掲載されています。ただし、担当者との事前打ち合わせが必要です。


料金が上がる主な要因

料金は、金属の厚みがある、サイズが大きい、微細欠陥を見たい、ボクセルサイズを小さくしたい、解析や3Dデータ化まで必要という条件で上がります。撮影だけなら比較的安く、「欠陥検出+寸法測定+レポート+CAD化」まで依頼すると高くなります。


見積り時に伝えるとよい項目

対象物の材質・サイズ・重量・見たい内容・必要精度・希望データ形式を伝えると早いです。たとえば「アルミダイカスト部品、φ80mm、内部の鋳巣確認、STLデータ希望」のように書くと、具体的な見積りになります。


 

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