
プロダクトモデルとは、製品を開発・検討・説明するために作られる試作モデルや外観確認用モデルのことです。
実物に近い形状・サイズ・質感で作ることで、設計段階では分かりにくい見た目、使いやすさ、組み立て性、干渉、デザインの印象などを確認できます。
工業製品では、主に次のような目的で使われます。
1. デザイン確認
外観形状、曲面、角R、質感、色、持ったときの印象などを確認します。
2. 設計検討
部品の収まり、組み立て性、操作性、寸法感、干渉の有無を確認します。
3. プレゼン・展示用
展示会、営業資料、社内検討、顧客提案用として製品イメージを分かりやすく伝えます。
4. 量産前の検証
金型製作や量産に進む前に、形状や仕様の問題点を見つけて修正します。
似た言葉との違いは、
| 用語 |
意味 |
| プロダクトモデル |
製品の外観・形状・使い勝手を確認するモデル |
| モックアップ |
見た目やサイズ感を確認する模型 |
| プロトタイプ |
機能や動作も含めて検証する試作品 |
| クレイモデル |
自動車などで使う粘土によるデザイン確認モデル |
| CADモデル |
3D CAD上で作成されたデジタル形状データ |
つまり、プロダクトモデルは「製品化する前に、現物に近い形で確認するためのモデル」です。
3Dスキャンやリバースエンジニアリングでは、既存のプロダクトモデルをスキャンして、点群データ → ポリゴンデータ → CADデータへ変換し、設計・金型製作・改良検討に活用することもあります。