新たなトレンドの1つ、生成AIの活用

グーグルの生成AI「Gemini」
グーグルの生成AI「Gemini」がすでにリリースされています。
Geminiは、2023年12月に発表され、2024年2月にはグーグルのAIサービスであるBardと統合されて、
生成AIサービスとしてGeminiがリリースされるかたちとなりました。
日本国内でもGoogleの生成AIGeminiのテレビCMが放映されています。

先行し進化を続けるChatGPT、オープンAI
ChatGPTを開発している米オープンAIは情報の引用元を確認できる新しい生成AI、
SearchGPTの試験提供を開始しています。
情報を純粋に生み出していくことだけにコミットしていくのではなく、
生成AIが回答する情報の情報引用・活用例がしっかり確認できて生成AIを使えるようになることは重要であると考えられます。

AIを利用するユーザー
日本国内でも生成AIを使ったことのあるユーザーが半数程度いる模様です。
教育機関での学生の生成AI利用などはまだ警戒されている学校もあるようです。
筆者としては小・中学校の義務教育でのディベート授業などにAIを補助的に活用したりするのは良いのではないかという気がしています。
高等学校や大学などでは知識を深めつつ、よい高度な情報を調べ、
自分自身の言葉でレポートや論文等のオリジナルな制作を実践するなど、
自分自身の知的能力の向上を図る必要もあると考えます。
大学の講義を通じて、生成AIをあえて使わせずにレポ―トや論文を学生に作ってもらうことも大事なのではないかとも考えます。
ただ、米ハーバード大学の取り組みのように基礎的な質問の回答に生成AIを講師として活用することもまた悪くないとも考えます。

教育者側は生徒のレベルの把握と生徒に提供する学習情報について準備の仕方として、
生成AI活用という新しい選択肢が現在生まれていることは重要な事実でもあると考えられます。
単位と国家資格をとることで卒業していく学校ではない、
単位取得と卒論の審査を経て卒業を決める4年制大学の学部の卒業には、
やはり生徒のオリジナルな自分で創作したまとめられた情報がより必要で重要である気がしています。