トヨタとソフトバンクが提携


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2018年10月にトヨタ自動車とソフトバンクが提携することを発表しました。
次世代の移動状況モビリティ構築に向けて2社のトップが協力していくことを発表しました。
ソフトバンクの孫正義社長と豊田章男社長が一緒に会見を開いてくれました。

この会見やその前後の報道によると、未来的なクルマのビジョンについて孫社長は「半導体の塊になる」という独自の見解を持っていると発言しています。
この「半導体の塊になる」未来のクルマについてのビジョンは筆者はとても大切なキーワードになるのではないかと注目しています。

筆者は軽自動車を運転する女性が、スマホを立てかけてカーナビのように地図アプリを活用しているところを見たことがあります。
その時は、なるほど・すごいなと衝撃が走りました。
でも、結局自分でもちょっとした旅行で目的地に歩いてたどり着くまでGoogleMapをスマホで活用していたりします。

トヨタは2018年に新型のクラウンとカローラスポーツの車種にコネクテッドカー装備のモデルを発売しています。
このコネクテッドカーのサービスですが、3年間は無料でサービスが使えるそうですが、それ以降は有料のサービスとなっています。
有料の通信サービスにいずれなることを考えてみると、なるほどスマホの契約通信費用と何だか重なって見えてくる感じがします。
ですので、トヨタ自動車のクルマのサービスの視野にちょうどスマホや通信のサービスに視点が重なってきて、自然と結びついて提携に至ったという面もあるかもしれないと筆者は考えます。

筆者は自動車にガチャンとカーナビの液晶画面のスペースにスマホを直接埋め込んで接続して、それで個人認証や通信をしてナビとして活用できるようになったらカッコイイかななどと発想しています。
筆者の家族はソフトバンクとトヨタ自動車は社風が全く違うけれど大丈夫なのかなと言っています。
確かに社風の違う会社同士が組むとどうなるのかは未知数な面も多くあるかもしれません。
クルマの専門家がつくろうとしている製品ビジョンとソフトバンクが抱く製品ビジョンが未来にうまく織り合わさると良いと筆者は考えます。