今後注目のAI×ロボット、AI×クルマ技術

(画像、イメージ)

AI×ロボット、AI×クルマ
2025年3月、米国サンノゼで開催されたエヌビディアの年次開発者会議GTCで、
ロボット開発企業がエヌビディアのAI半導体や技術などを採用した、
AI×ロボット製品が展示・発表されました。
AIというと、生成AI向けのデータセンターへのエヌビディアのAI半導体需要が凄まじくなっていることをまずイメージします。
しかし、そんな中でもAIの次の進化を見据えた技術として、
AI×ロボット、AI×自動運転車(クルマ)へのAI半導体搭載・活用関連の進歩が注目を集めています。
トヨタ自動車もエヌビディア製のAI半導体や技術の提供を受けるとも報じられています。
米国内ではトランプ大統領のもとで関税や相互関税政策が採られています。
半導体の供給・供給網にも影響があると見られています。
エヌビディアのジェンスン・ファンCEOはエヌビディアのAI半導体の製造を担っている、
台湾のTSMCの製造工場が米国内でも設けられていくことを念頭に、米国内でも先端半導体の製造は量産可能となっていくだろうと見解を表明しています。

ロボット搭載用、車載用のAI・半導体
AI半導体やAI技術と相性が良いと言われているのが自動車の自動運転技術です。
AIの近況としてはマルチモーダルAIの開発が加速してきています。
このマルチモーダルAI技術は自動車の自動運転技術への活用が期待されています。
マルチモーダルAIとは、テキスト・画像・音声・動画・センサー情報など、
複数かつ異なるデータから多様な情報を収集し、それらを同時に処理できるAIのことをいいます。
エヌビディアのAI半導体は2025年3月中旬執筆現時点で最も性能の優れた車載用半導体製品を提供できていると言われています。
今後のAI×ロボット、AI×クルマの技術・進歩の中核をエヌビディアとロボット開発・自動車開発企業が担っていく可能性が非常に高いと考えられます。
エヌビディアはAIの未来・モノづくりの未来を担う重要な位置で仕事をしていると筆者も感じています。