多様化する課題・問題とその解決に向けて

トヨタ自動車ロシア事業から撤退
2022年9月下旬、トヨタ自動車はロシアでの自動車生産事業の撤退を表明しました。
ロシアの隣の欧州では電気自動車化が進んでいます。
欧州での自動車生産の体制の再編が行われると考えられます。

半導体製品の中にはものによっては価格が下がっているものも
DRAM、NAND型フラッシュメモリーなどの半導体製品の出荷が減速に転じています。
7月あたりからDRAM、NAND型フラッシュメモリーの価格が下がっているようです。
5Gと巣ごもり特需が一巡して需要が減少していることが考えられます。

値上げの10月
2022年10月から酒類などの製品の価格が上がることが大きく報じられています。
化粧品なども値上げが進んでいるといいます。
エネルギー・資源・原材料などの価格の上昇、円安の影響もあってメーカーも価格転嫁せざるを得ない企業も出てきているようです。

また、2022年9月下旬、財務省は過度な円安に危機感を持って為替介入をしました。

製造業では供給網、運送コストの見直しや、資源エネルギー・原材料費の高騰などを受けての価格転嫁など、
企業は生き残りをかけて創意工夫が求められています。
中国でのゼロコロナ政策、ロシアとウクライナの争いの影響、
アメリカや欧州の中央銀行のインフレ対策の金利の上昇の影響を受けた為替円安など多様な問題・危機に直面しています。
今できる対策は改めて考えだしていく必要があるようです。

筆者は製造業・ものづくり関連だと、部品・製品配送コストの低減化・輸送の最適化・合理化が今後進化する可能性があるかもしれないと考えます。
AIやデータサイエンス、DX化でコスト抑制が図れる領域があるかもしれないと考えるからです。

プログラム言語は年々更新され開発が進んでいます。
製造業・ものづくり分野でもこの流れの仕事がさらに重宝され主流の中身となっていく可能性があると考えられます。
パソコンやタブレット端末を使って子どもの教育にもプログラミング学習が組み込まれています。
データを活用した分析や解決法の構築はICT技術が進んだ現在から将来に向かって大きな可能性を持っていると考えられます。
子どもの教育だけにとどまらず、大人の学び直し(リスキリング)の材料としても、
プログラミング言語やデータを活用するための学習などは良いのではないかと考えます。