環境包装について

プラスチックの脱石油依存や脱プラスチックが国際的に呼びかけられるようになってきています。
国際的にもプラスチック包装を従来の石油化学製品から植物由来製に素材を切り替えたりする取り組みが行われています。
2019年6月にはG20の会議の前に環境相の大臣の会合が開催されました。

先進国の廃プラスチックごみの多くは中国や東南アジアに流れていました。
ですが、中国が廃プラスチック輸入を取りやめ、
東南アジアも環境汚染も甚だしいと輸入されている廃プラスチックごみを送ってきた国へ返す呼びかけも起こっています。
プラスチック素材の見直しは欧州が先行して働きかけが始まっています。
日本でも環境包装として、プラスチック素材、石油化学製のプラスチック素材の代替を積極的に採用する取り組みが始まろうとしています。

素材・成分の問題だけではない
海洋に排出された廃プラスチックは細かな粒となって海洋中で、毒性のある化学成分を集めると警鐘が鳴らされています。
また、生物への被害も報告されています。
しかし、プラスチックが抱える問題はそれだけではありません。
例えば、石油化学由来でも、植物由来でも製造プロセスでCO2は排出されるという問題があります。
日本ではプラスチックごみを「サーマルリサイクル」といって焼却処理する廃棄の方法が採用されたりもしています。
これは欧州などでは特に評価されていません。
プラスチックの素材のエコシステムは複雑な課題を抱えているということは間違いないです。

日本では火力発電が積極運用されています。
逆に言うと天然ガスを効率よく燃やす、温暖化ガス排出をより少なくして燃やす研究や実践が進んでいるといえます。
プラスチックを焼却する際にもよりよく燃やすという科学は進んでいくのではないかと筆者は考えます。
毒性のある物質の排出・温暖化ガスCO2などの排出をより減らす・なくすなどの工夫もできないかとも考えます。
もちろんプラスチック代替製品や新素材も歓迎すべきとも考えます。
成分の視点でも環境包装が実際の導入で見直され、転換されていくことも当然歓迎すべき取り組みであるとも感じられます。

国際的な廃プラスチックごみを取り巻く状況は、
中国や東南アジアの国に環境的に役立ったり、迷惑をかけないかたちも提案し、模索しなければならない流れになっています。