自動エアブリードバルブの形状データ採取
| 自動エアブリードバルブのCTスキャン例 |
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| 流体システム内の空気の流れ等の解析用データ |
自動エアブリードバルブは、配管や油圧・水圧回路内にたまった空気を自動的に排出するためのバルブです。液体配管に空気が混入すると、流量低下、異音、振動、圧力変動、ポンプ効率低下などの原因になるため、設備の安定運転に重要な役割を持ちます。
内部にはフロートや弁体があり、通常は液体の浮力によって排気口を閉じています。配管内に空気がたまって液面が下がると、フロートも下がって弁が開き、空気を外部へ排出します。空気が抜けて液面が戻ると再び弁が閉じるため、人が操作しなくても自動でエア抜きできるのが特徴です。
主な用途は、給水設備、温水・冷却水配管、ボイラー設備、油圧装置、ポンプ周辺、空調設備などです。特に配管の高い位置や空気が滞留しやすい場所へ設置されます。
選定時には、使用圧力、温度、流体種類、接続口径、材質、排気能力の確認が必要です。また、異物やスケールが弁座に付着すると漏れの原因になるため、定期的な点検や清掃も重要です。
3Dスキャンやリバースエンジニアリングでは、古い自動エアブリードバルブの本体形状、ねじ接続部、フランジ、内部流路、フロート室、弁座位置などを測定し、保守部品のCAD化や再製作、既設設備との接続確認に活用できます。

